未来社会の道しるべ

新しい社会を切り開く視点の提供

石丸伸二は東京を変えます

石丸が暗殺でもされない限り、タイトルは99%実現するはずです。なぜか誰も書かないみたいなので、ここで私が断言しておきます。 東京を変えるということなので、もちろん、石丸は都知事に必ずなります。3年後の都知事選でも、石丸が勝つんじゃないですか。小…

ボツにされた自己紹介文

【医師としての特徴】 総合医としての素養を持つ精神科医です。病気を治すだけでなく、人生を治します。医学的側面だけでなく、社会的側面にも注目します。 保険診療で減薬治療を行います。現在、減薬治療はほとんど自費診療なので、全国的にも貴重です。日…

判決文の意味が理解できないので、誰か教えてください

つい先ほど、本日3時ころ、私の離婚裁判の判決文を受け取りました。 「事実離婚」に書いたように、元妻と私は別居して、私に離婚意思が明確なので、普通の裁判官なら「離婚」と判決するのですが、例外の裁判官に当たったようです。 離婚判決1 離婚判決2 離…

資本主義の矛盾を解決するのは共産主義ではなく累進課税である

マルクスはお金の価値は本質的に労働にある、と考えていました。だから、単にお金を出しただけの資本家の利益(取り分)は「余剰価値」と見なし、「本来存在しないもの」もしくは「存在すべきでないもの」と否定しました。なぜなら、余剰価値は労働の対価で…

「人間の数値化社会」での囚人寮改革

「人間の数値化社会」のメリットと言えるのは、「シンギュラリティが生む『人間の数値化社会』」でも触れたように、刑務所が不要になる、という点です。ただし、刑務所不要改革は「全ての人間の位置情報の把握」技術が、より重要です。 そもそも、なぜ刑務所…

「人間の数値化社会」が開くパンドラの箱

前回までの記事の続きです。 「令和の虎」の神回「成田悠輔」を観ていて、(成田悠輔はバカだなあ)と100年後の日本人と同様に今の私が思ってしまうのは、次のやり取りです。 茂木哲也「お金のいらない社会になると、ラーメン食べる場合、どうなるの?」 成…

シンギュラリティが生む「人間の数値化社会」

前回までの記事の続きです。 「令和の虎」の神回「成田悠輔」の「AIによって、お金が不要の社会になる」の根本的な間違いに、何割くらいの人が気づいているでしょうか。 コンピュータは全て数値で考える、という科学的事実に成田が気づいていないことです。…

成田悠輔はしょせん21世紀のマルクスである

前回までの記事の続きです。 マルクスは20世紀を大混乱に陥れた共産主義思想の産みの親です。一方、19世紀に生きた現実のマルクスはただのニートでした。どこかの支援者の金を頼りに、人生のほとんどを大英図書館に毎日行って、決まった席に座り、思想にふけ…

自由平等道徳競争

前回の記事の続きです。 「令和の虎」の神回「成田悠輔」で、成田は自身の著作「22世紀の資本主義 やがてお金は絶滅する」(成田悠輔著、文春新書)でも述べた理論を主張し続けます。私自身は、この本を読んでおらず、番組を観て衝撃を受けたので、すぐに発…

令和の虎の神回「成田悠輔」

昨日の記事「情報革命とシンギュラリティ」では映画「プラットフォーム」しか書いていませんが、その他の素晴らしいyou tube動画を観ていなければ、特に「令和の虎」を観ていなかったら、さすがに「21世紀の知性、教養、芸術を楽しめる人は、20世紀までの知…

情報革命とシンギュラリティ

ネットフリックスの「プラットフォーム」を観ました。 いわゆる前衛作品ですが、映画史上最高の前衛作品ではないでしょうか。この作品の凄さをどう表現していいかすら、私には分かりません。 私より遥かに素晴らしい感想を書いている人が世界中にいるに違い…

医師と裁判官の違い

科学的事実あるいは社会的事実から書いていきます。 人体はまだ十分に科学的に解明されていません。世界最高の医者でも、人体は分からないことだらけです。医者が理解できようができなかろうが、医者の都合と全く関係なく、病気は進行していきます。医者は病…

医師と弁護士の違い

医師は毎年8000~9000人も誕生します。一方、司法試験合格者は最多の2012年でも2102人です。1980年代、つまり昭和の時代までは、司法試験合格者は毎年約500人と決まっていました。 文系と理系なので単純に比較はできないでしょうが、「弁護士は医者よりエリ…

裁判官に呆れた日

裁判官は現在の日本に2800名ほどしかいません。34万人もいる医師と比べると、その1%未満しかいないわけです。必然的に、裁判官は知性も倫理観も極めて高い人たちの集団のはずです。 しかし、私が人生で出会ったわずか2名の裁判官の2名とも私は呆れています。…

裁判官にブチ切れた日

婚姻費用裁判は1日で終わりました。厳密には、裁判でなく審判だったようです。裁判と審判の違いはよく分かりませんが、私のもう一つの離婚裁判(これは審判ではありませんでした)の違いでいえば、離婚裁判だと私と元妻側弁護士と裁判官が同時に部屋にいまし…

離婚時に財産分与など普通しません

「名古屋大学医学部の天使」に書いたように、私は名大医学部1年生の頃から、法科大学院生と医学部生のディスカッションセミナーを主催していました。そのセミナーの第3回以降は、名古屋の患者側弁護士の方たちにも参加してもらっていました。その時には「さ…

事実離婚

事実婚という言葉を知っていますよね。内縁とも呼びます。法律上は結婚していないが、お互いに恋愛関係にあり、同居しているカップルのことです。 ここで一番重要なのは「同居」です。どんなに恋愛関係が深くても、同居していなければ事実婚になりません。逆…

法律上の結婚必勝法・女編

「性悪になれ!」 まず、これですね。 前回の「法律上の結婚必勝法・男編」と同じく、これはあくまで、結婚後の話です。性悪だと、結婚することができないので、結婚までは猫かぶって、我慢しましょう。結婚後は本性剥き出しで、いや、むしろ、意図的に性悪…

法律上の結婚必勝法・男編

「働いたら負け」 これが最重要です! あのニートの名言は、なんと既婚男性にとって、日本の法律上正しかったのです! だって、法律上、働いたらお金は半分も妻の分になるんですよ。離婚後も、養育費が増額されるんですよ。なにより許せないのは、婚姻費用ま…

なぜアメリカに弁護士が多いのか

タイトルの答えは、「弁護士免許にそれほどの価値がないから」になります。 医師免許がなければ、薬を出すことと(厳密には処方箋を出すこと)、手術をすることができません。だから、医師を通さず、医療の恩恵を受けることは難しいです。 しかし、弁護士免…

智者の慮は必ず利害に雑(まじ)う

私が精神患者さんに100回くらいは伝えた教訓です。原典は「孫氏の兵法」です。 「頭のいい人は良いことと悪いことの両方を必ず考えるものだ」という意味です。もう少し具体的な説明も続きます。 「利益を得ようとするときは、それが失敗した時の損害も考えな…

なぜ郵政民営化は実現できなかったのか、また、どうすれば実現するのか

日本の郵便局問題を全て語ろうとしたら、何百ページ必要になるか分かりません。それこそ「ソ連の共産主義はなぜ失敗したのか」と似ている点が多いです。とはいえ、日本の郵便局問題の大きさは、ソ連共産党の問題の大きさの1万分の1か100万分の1くらいでしょ…

郵政民営化残夢

2005年の夏なので、私が27才の時です。小泉劇場の最高潮、郵政選挙が行われていました。 改革政治家の小泉が人生をかけた「改革の本丸」である郵政民営化を強行したのです。しかし、郵政民営化法案は衆議院で可決されたものの、参議院で否決されます。ブチ切…

愛知県が誇る外様職人・荒戸完

全国では全く無名でしょうが、愛知県には日本を代表する天才ラジオパーソナリティ荒戸完(あらとかん)がいます。ZIP-FMでMORNING BOOOOOOSTという変な名前のラジオ番組のナビゲーター(司会)を月曜日から金曜日までの毎日、朝6時から9時まで務めています…

なぜ第三次ベビーブームは起きなかったのか

性犯罪推移 上のグラフにあるように、なぜか平成10年(1998年)頃から強制わいせつが激増しています。この時期に強制わいせつ防止対策基本法でも成立したのでしょうか。 いえ、そんな事実はありません。強制性交等罪が成立したのは2017年ですし、なにかと問…

女に生まれたかった

私は生まれてから現在まで、「男に生まれてよかった」と思ったことはただの一度もありません。その逆で「女に生まれたかった」と1000回以上は思っています。その回数は今日でさらに増えました。今日は特に強く思った日でもあります。 普通に「女に生まれたか…

Cutting edgeなセクハラ見解

「今日のパンツ、何色なん?」の記事を読んだ20才くらいの女性と、こんな会話をしました。 女性「パンツを見せてください、と言ったらセクハラになると思いますか?」 私「それはなるでしょう。一発アウトです」 女性「なぜですか? パンツの色聞くのはOKな…

少子化のワニの口

私みたいに財政にある程度の知識のある方なら、財務省がよく出す「ワニの口」のグラフは何度も見たことがあるでしょう。 財政問題ワニの口 コロナ禍を理由に、財政出動が狂気の沙汰まで膨大した後のグラフを見て、「ワニの口に、ついに角まで生えた」と財務…

李在明の壮絶な子ども時代

大方の予想通りに6月3日の大統領選では李在明が勝って、私が日本の片隅で万歳三唱することもありませんでした。私に不当な処分を与えた悪徳公務員どもは、ほくそ笑んでいることでしょう。 「尹錫悦は世界史上最高の政治家かもしれない」と「韓国に追いつけ、…

韓国に追いつけ、追い越せ

「韓国が日本より豊かになる」に書いたように、韓国は21世紀に入る頃(実際にはそのだいぶ前から)には国民の知性と倫理観で日本を追い抜いていました。その記事にも書いてある通り、「国家の富は国民の道徳と教養によって決まる」と私は20年ほど前から考え…