2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧
5月25日の朝日新聞社説からの引用です。 「マイナカード 拙速な活用拡大反省を」という見出しで、「拡大一辺倒の姿勢を改め、安心して使える環境を整えることに注力しなければならない」という結論で終わっています。マイナンバーカードにより複数の経路で情…
前回までの記事の続きです。 世界史上最高の高齢者天国・日本を支える重要な柱の一つが、「高齢者以上に現役の社会的弱者にも個別事情に応じた人的援助を与えるべきである」にも書いたように、月5~35万円も1割負担で使える世界史上最高の介護保険です。 日…
前回までの記事の続きです。 「日本の少子化対策はなぜ失敗したのか?」(山田昌弘著、光文社新書)は日本の少子化対策の失敗原因の本質を解説している素晴らしい本です。しかし、残念ながら「では、どうすればいいのか」についてはほとんど書かれていません…
前回までの記事の続きです。 「日本の少子化対策はなぜ失敗したのか?」(山田昌弘著、光文社新書)の著者は「パラサイト・シングル」という言葉の生みの親です。(南欧を除く)欧米では、学校卒業後、男女とも親の家を出て自立して生活するのが一般的ですが…
前回までの記事の続きです。 「日本の少子化対策はなぜ失敗したのか?」(山田昌弘著、光文社新書)によると、日本の少子化対策は、欧米の少子化対策を見習ったため、失敗しました。欧米で広まった「仕事による自己実現」という考え方は、日本では少数の女性…
前回の記事の続きです。 「日本の少子化対策はなぜ失敗したのか?」(山田昌弘著、光文社新書)にある下のアンケート結果を見てください。 上記の本では、「日本の少子化対策が失敗した理由は、西洋の少子化対策を模倣したからである」と繰り返し主張してい…
「日本の少子化対策はなぜ失敗したのか?」(山田昌弘著、光文社新書)は素晴らしい本です。この本を読めば、他の少子化の本は読まなくていい、むしろ読まない方がいい、と言えるほど本質を突いています。日本の少子化対策として、保育所の確保だとか、女性…
下のようなデータを知っているでしょうか。 コンドーム会社Durexのセックス回数の国際比較調査です。こちらの記事のように東大教授も引用しているデータで、毎回日本が必ず最下位になり、しかも下から2番目のシンガポールの6割ほどです。 このデータが事実か…
「コルニーロフの反乱がなかったら、現在の世界はどうなっていたのでしょうか?」 「21世紀に世界の中心に出現した国はなぜ共産主義なのか」に書いたように、「(くだらない)コルニーロフの反乱がなければボルシェビキ革命(10月革命)は存在しなかった」と…
私が生まれる前の話になりますが、「民主主義=資本主義」という考え方が、戦後から1970年代くらいの日本人には強くあったようです。昔の本を読むと、「共産主義VS民主主義」という言葉、あるいは考え方が、特に反共産主義派(資本主義擁護派)から頻出しま…