未来社会の道しるべ

新しい社会を切り開く視点の提供

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「結婚や子作りに国家が介入すべきでない」への反論

「結婚や子作りに国家が介入すべきでない」という意見があります。結婚や子作りは究極の私的領域であると信じている人にとってはこの意見は当たり前すぎて、議論の余地がない、とまで思っていたりします。 しかし、個人所有の土地、財産に関しても税金や規制…

LGBTはよくてロリコンはダメな理由が分からない

朝日新聞など「人権派」はLGBTをとにかく擁護したがります。村上春樹の「ノルウェイの森」は「同性愛が悪である」とろくに考察もされず決めていたのに、ベストセラーになっていました。やはり30年も前に出版された「ノルウェイの森」など、昔の価値観の小説…

ネットは社会を分断しないが、ネットの議論は分断しがちな理由

前回の記事の続きです。 「ネットは社会を分断しない」(田中辰雄、浜屋敏著、角川新書)では、個人の保守とリベラル度合いを次の10個の質問に対して「強く賛成(-3)」「賛成(-2)」「やや賛成(-1)」「どちらでもない(0)」「やや反対(1)」「反対(2)」「強く…

ネットが生んだ自由と民主主義の矛盾

40代以上の方なら覚えているでしょうが、インターネットの草創期、ネットは政治を良くすると期待されていました。多様な人々が時間と空間を越えてコミュニケーションし、相互理解を進めることができるからです。争いごとは無知と誤解から生じることが多いの…

酒鬼薔薇事件の犯人の医療少年院矯正のひどさ

刑事司法制度から考えると、酒鬼薔薇事件の犯人は間違いなく更生したと断定している論文があります。日本の法律では、刑期満了後10 年を経過すれば 「前科抹消」 手続きがされ、犯罪人名簿からも抹消され資格制限はすべて解除されるそうです。酒鬼薔薇事件の犯…

酒鬼薔薇事件の犯人の母は犯行に気づいていたのではないか

犯人も犯人の両親も「犯人逮捕は両親にとって寝耳に水だった」と自著で述べています。犯人は「母が犯行に全く気づいていなかったので、おかしかった」と警察に言って、その発言を知った母はショックを受けたそうです。 一方、犯人と犯人の両親以外が書いた本…