「法律上の結婚必勝法・男編」からの一連の記事で書き散らした不正義な裁判について多くの人と語り合い、いろいろ分かったことがあります。
「おまえ、金の問題と言いながら、さっきから、金以外の不満ばかり言っていることに気づいているか?」という弟の言葉には一番気づきが多かったように思います。
そう言われても私は「いや、お金の問題だろ。これが月23万円じゃなくて、月2万3千円だったら、不満も10分の1だよ。子どもたちの公文代金として払ってやるよ、と思って、控訴していなかったかもしれない」と反論しました。
弟「だから、そういうことだよ。公文代金だと納得できるんだろ?」
私「そうだな」
弟「元妻が金持ちの実家で暮らしていなかったら、さらに納得できるだろ?」
私「それは間違いない。段違いだ」
弟「元妻がおまえみたいな不幸な人生送っていたら、もっと納得できるだろ?」
私「不幸な人生というか、不幸でも努力している人生だったら、もちろんだな」
弟「そういった重要な問題を裁判だと全く考慮していないから、腹立っているんだろ?」
私「その通りだ」
弟「だから、金だけの問題じゃない。元妻の弁護士と、裁判官が誠実な態度をとっていただけで、同じ月23万円の判決でも、腹立たしさは半減したと思うぞ」
私「……確かに、そうだな。半分どころか、もっと減っていたかもしれない」
話す内容よりも、話し方で印象は大きくかわる「メラビアンの法則」が私の人間観の柱のくせに、今回の件にからめて考えていませんでした。セカンドレイプと似ている問題です。
「私が罰せられることはかまわない。しかし、私が理解されないことは我慢できない」
「反省していた犯罪者を開き直らせた検察の不正義」前後の一連の記事で書いたテーマで、それらの記事は閲覧数が特に多くなっています。
弟「それに、殺すなんて、おまえ、アホかあ? 殺したら、相手はそれで終わりで、おまえがさらに苦しむだけだぞ。殺したいんじゃないだろ、苦しめたいんだろ。おまえの今の生き地獄以上の生き地獄を味わわせてやればいいじゃないか」
言われてみれば、それも当たり前のことでした。