未来社会の道しるべ

新しい社会を切り開く視点の提供

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

開業医こそ日本医療の諸悪の根源である

日本の医療従事者で、日本の開業医制度に問題がないと考える人は皆無ではないでしょうか。その最大の理由は次にあります。 「開業医が勤務医よりも遥かに楽なのに、開業医が勤務医より給料が遥かに高い」 勤務医とは病院に勤務する医者で、開業医はクリニッ…

感染症は栄養摂取と休養が最適の療法である

上のタイトルは特に呼吸器感染症にあてはまります。日本の外来患者のかなりの割合を占める上気道炎(風邪や扁桃炎)、インフルエンザ、肺炎(特に非定型肺炎)は薬なしで治ります。これらの病気で、わざわざ寒い中クリニックまで来る必要はないし、大して効…

少子化原因の分析

「女は別れた男のことをすぐ忘れるが、男は別れた女のことをいつまでも忘れない」 女は切り替えが早いのに男は未練たらしい、という批判的な意味で言われることが多いように思います。それとほぼ同じ意味で使われる「女は過去の男を上書き保存、男は過去の女…

日本の少子化を移民で解決しても世界規模での少子化は止められない

「限界国家」(毛受敏浩著、朝日新書)という本があります。移民なしで人口減少を食い止められるほどの少子化対策を成功させた先進国は存在しないので、日本は移民をもっと受け入れるべきだ、という主張です。移民の積極的な推進は私も同意しますが、この解…

未婚税と少子税と子ども補助金

こちらのブログで何度も紹介している「仕事と家族」(筒井淳也著、中公新書)は少子化問題の本質を捉えた本だと思います。少子化問題の解決のためには、女性の就業率を上げるべきで、そのためには日本における勤務地や時間が無制限の労働は改めるべきと主張…

結婚制度が社会に必要な理由

結婚があらゆる社会に存在している一番の理由は子どもでしょう。母だけでなく父にも子育ての責任を持たせるため、結婚制度は必要だったのだと思います。 二番目の理由は、無駄な恋愛を諦めさせるためでしょう。自由経済では富が一部に集中してしまうのが必然…