未来社会の道しるべ

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女に生まれたかった

私は生まれてから現在まで、「男に生まれてよかった」と思ったことはただの一度もありません。その逆で「女に生まれたかった」と1000回以上は思っています。その回数は今日でさらに増えました。今日は特に強く思った日でもあります。

普通に「女に生まれたかった」と男が言うと、それを聞いた女性は「いや、女も大変だよ」とか「どっちもどっちだよ」と言うと思いますが、私が人生を通じて底知れぬ不幸を味わってきたことはなんとなく伝わるのか、そう言い返されることは稀です。

今回はその稀なケースでした。

もっとも「女に生まれたかった」と私が直接言わなかったことも、言い返された原因でしょう。「女に生まれたかった」は相手の女性に失礼だと思い、「この年になっても、女の人の考えは分かりません」と私は言いました。本心は「男は常識や倫理に沿って生きるのに、女の人はワガママに生きるので、女の考えなど分かるわけがない」と言いたかったのですが、その真意は全く伝わっていないようでした。

女性「いやあ、男女問わず、人の考えなんて分かりませんよ」

私「いえ、男は単純ですよ」

女性「そんなことないですよ。男もいろいろな考えの人がいますよ」

私「恋愛でも?」

女性「もちろん!」

この女性の考えは間違いとまでは断定できません。

しかし、私は医者なので統計的に断定します。恋愛において男性の考えは単純です。「好きだ」「会いたい」「抱き合いたい」「セックスしたい」など、ほぼそれだけです。

一方、恋愛において女性の考えは複雑怪奇で、しばしば自己中心で常識や倫理に反します。

(常識や倫理に反する性犯罪行為をするのは主に男性でしょう?)

「性犯罪が主に男性による」は確かに事実ですが、強姦は年間千~二千件、強制わいせつは年間5千~1万件です。女性が男性を理不尽に振る1年間の数はその何倍、何十倍、何百倍、何千倍ですか。誰か統計とってくれませんか。

性犯罪については、次の記事「なぜ第三次ベビーブームが起きなかったのか」でさらに論じます。

 

※余談です。「Yさんへの感謝の言葉」で「Yさんとの失恋よりひどい失恋はどう少なく見積もっても50回以上は経験しています」と私は書きました。今日の失恋で、この「50回」はプラス1になりました。