未来社会の道しるべ

新しい社会を切り開く視点の提供

石丸伸二は東京を変えます

石丸が暗殺でもされない限り、タイトルは99%実現するはずです。なぜか誰も書かないみたいなので、ここで私が断言しておきます。

東京を変えるということなので、もちろん、石丸は都知事に必ずなります。3年後の都知事選でも、石丸が勝つんじゃないですか。小池が四選を目指す可能性もありますけど、3年後には74才(選挙後すぐに75才)ですよ。引退する可能性も高いですよ。

そう思って調べてみたら、鈴木俊一は81才で都知事選勝って、85才まで都知事していたんですか。こんな前例があれば、まあ、小池は次回の都知事選も出馬するでしょう。

ということで、3年後は、また小池と石丸の戦いになります。74才の婆さんと45才の石丸なので、政策は抜きにしても、石丸に勝ってほしいですけどね。かりに負けたとしても、その次くらいには石丸が勝つんじゃないですか。最悪でも、その次、つまり10年後には石丸が都知事選で勝つはずです。石丸が都知事になった次の選挙では(石丸が当選後すぐに議会を解散する可能性も高いでしょう)、再生の道(石丸の政党)が都議会で第一党になるでしょうから、石丸は自分の理想を東京都政で実現できるはずです。

「なに言ってんだ! つい先週、石丸の政党から42人も都議選に立候補したのに、全員落選したじゃないか! 新宿区なんて、2人も立候補させて、2人で最下位争いする始末だ! 昨年の石丸旋風の勢いがまだ残っているのに、このザマだぞ! 3年後だろうが、何年後だろうが石丸が都知事選で勝つ可能性などゼロだし、まして石丸の政党など、あと3年もしないうちに雲散霧消している! そんな簡単な未来も予想できないのか!」

石丸嫌いな人は、こんな風に思うでしょう。私も「都議選での再生の道42人全員落選」の新聞記事を読んだときは、その可能性が高いと、うっかり思ってしまいました。

しかし、石丸と再生の道の落選者たちをリハックというインターネット番組で視聴して、その考えは間違いだと気づきました。

(いや、この人たち、いずれ選挙に確実に勝ち、東京を変えるよ)

誰もが認める通り、再生の道のメンバーは石丸を筆頭に全員が頭脳明晰ですし、落選したことも「最初から当選を目的としていない」と全く動揺していません。ここまでブレない政治家は、なかなかいないように思います。いや、石丸含めて全員落選したので、誰一人政治家とは言えないかもしれませんけどね。

(頭でっかちすぎる。庶民は、政治家に頭の良さなんて求めていないの! 毎朝、駅前でマイク持って演説している政治家の努力に感動して、投票するの!)

再生の道の政治家たちはそんな風に批判されていますが、松下政経塾出身の政治家たち、日本維新の会の政治家たちも、できたばかりの頃、同様の批判を受けてきましたよ。

2004年発売と古い本ですが、「松下政経塾とは何か」(出井康博著、新潮社)を読めば分かる通り、松下政経塾出身の政治家たちは、一時期まで地方選挙で勝つことが精一杯で(もちろん、地方選挙でも負けることもありました)、国政選挙では勝てない、と批判されていました(というより、それが事実でした)。でも、いつの間にやら国政選挙でも松下政経塾出身の当選者が多数いて当然の時代になり、ついには松下政経塾出身の首相、野田佳彦まで誕生しました。現在も野田は、少数与党政権での最大野党の党首なので、日本政治で無視できない影響力を持っています。

日本維新の会は、「保守本流」の朝日新聞からは「保守派」認定されていますが、ここ10~20年ほど実質的な改革勢力として大阪を中心に、日本政治に影響を与えてきています。

今後、再生の道も、松下政経塾日本維新の会のような勢力になっていく可能性は十分あると私は考えています。

実際のところ、松下政経塾や維新の会の政治家たちが、他の多くの日本政治に加わった勢力よりも、なぜ日本政治に遥かに大きな影響力を与えていると考えますか?

その理由は一つではないでしょうが、「所属する政治家たちの能力と意思が高いから」が一番の理由だと私は考えています。リハックなどのyou tube番組を観る限り、再生の道の政治家たちの能力と意思は、松下政経塾や維新の会の政治家たちよりも、高いと私は考えています。今回の全員落選の結果にも、ほとんど動じないことからも、それはうかがえます。

(なに? ということは、いずれ再生の道が日本の国政選挙でも第一党になって、石丸伸二は首相に選ばれ、日本を改革してくれるのか?)

そう期待する石丸支持派もいるでしょう。正直にいえば、私も石丸首相を期待する一人ですが、日本の現状から考えれば、それは難しいだろう、と思っています。

理由は次の記事「石丸伸二が首相になるには第二の小沢一郎が必要である」に書きます。