「働いたら負け」
これが最重要です! あのニートの名言は、なんと既婚男性にとって、日本の法律上正しかったのです!
だって、法律上、働いたらお金は半分も妻の分になるんですよ。離婚後も、養育費が増額されるんですよ。なにより許せないのは、婚姻費用まで増額されることです。
婚姻費用って、なにか知っていますか?
知りませんよね。私も知りませんでした。
たとえば、妻が子どもたちを連れて一方的に別居したとします。普通に考えれば、これは誘拐になりますし、日本以外の国では事実誘拐になるんですが、女性優遇国家日本は、誘拐にならないんですよ。それだけでなく、夫側に「生活費払え」と訴えることが認められています。その「妻側の生活費」が婚姻費用です。
さらにありえない法律上の事実を伝えます。なんと、この婚姻費用、子どもたちの生活費である養育費より高いんですよ。なぜなら、子どもたちの生活費だけでなく、妻側の生活費も加算されるからです。
(ええ! 嘘でしょ!)
私が誰に伝えても、驚かれます。もちろん、私も驚きます。でも、本当にそんなバカな判決が6月18日に私に出たんです。離婚するまで(婚姻費用裁判がなぜか離婚裁判と別になっているので、離婚がいつになるか未定)、婚姻費用を払わないといけないんです。私は医者なので、月23万円という高額になりました。つい3日前、失職したんですが、それはまだ裁判所も把握していませんから。
だから、間違っても、働いてはいけません! 結婚したら「働いたら負け」と法律が言っているんです! 「法律の常識は社会の非常識」がまかり通っているんです!
(それおかしいでしょ! 法律変えないとダメでしょ!)
そうですね。だけど、現に一審判決まで出た僕には、手遅れですよ。法律改正まで、あと何年かかるんですか? 少なくとも、現在の日本は「結婚後、働いたら負け」です。肝に銘じておいてください!
これで終わりたいんですが、まだあるんですよ。
「家族サービスしたら負け」という事実まで突きつけられました。
私は結婚してから、土日祝は全て家族サービスに費やしてきました。おかげで、6年間の結婚生活で、写真集は100冊を越えました。誰に見せても、「こんなに妻と子どもたちと遊んであげるお父さんなんて知らない!」と言われます。「ここまで家族サービスするお父さんなんて、100人に1人もいませんよ。まして医者だったら、日本でTさん(私のこと)だけじゃないですか?」とまで言ってくれた人もいます。
当然、この写真集は婚姻費用を左右する証拠になると思いますよね? でも、ここでも「裁判所の常識は世間の非常識」でした。
提出しましたが、提出する前から「それで判決が変わるとは限りませんよ。大切な写真集なら、持っていた方がいいんじゃないですか? こちらは返却しませんから」と他人事のように言われました。「いえ、誰もが作っている写真集じゃないんです! わずか4カ月で100ページの写真集なんです! その全ての写真にメッセージまで書いているんです! 判決を変えるほどの証拠だと分かってくれるはずです!」と私は訴えて、送りました。
結果ですか? 私が海外亡命したくなるほど、判決になんら影響ありませんでした。判決文に「写真集」なんて言葉すらありませんでした。
1万2千円くらいする写真集で、子どもたちの貴重な記録にもなったんですが、もう返ってこないんですか。これで30代女性と思われる、あのゲス裁判官を殴ったら、僕が犯罪者になるんですよね? 日本に正義を求めた僕がバカだったんですね。
後の記事に書くように、私の元妻は「反省しない」「自己中心」「夫をぞんざいに扱う」「理性的に話さない」と4拍子揃った完全無欠な悪妻でした。だから、私はできるだけ会いたくもないのですが、子どもたちに罪はありません。私は子どもたちのために最大限、時間を使っていました。
たとえば、上の子が3才になるまで、絵本を1万冊読み聞かせました。これは「佐藤ママ方式」の模倣なので、同じ本を2回読んだら、「2冊読んだ」とカウントしています。この1万冊読み聞かせは、父である私だけで達成しています。元妻も読み聞かせをしてはいましたが、何度言っても「字を指さししながら読む」をほぼしてくれませんでしたし、指さしなしの読み聞かせを含めても、元妻の読み聞かせ冊数としては私の30分の1程度だったと思います。
3才までの1万冊読み聞かせを達成した父を知っている人はいますか? まして、それを達成した医者の父が日本にいたら、必ずコメント欄に書いて教えてください(一般公開はしません)。ぜひ友だちになりたいです。
読み聞かせ同様、私が力を入れたのは、フラッシュカードですね。これは読み聞かせよりも簡単なので、3才までに100万回くらいしています。これも元妻は私の50分の1程度しかしてくれませんでした。また、「表の絵を見せて言葉を言うだけでなく、必ず裏側の文字も見せて言葉を言って」と何度お願いしても、言われた時は少しだけ守るものの、次の日になると元妻はカード表だけになります。
私のフラッシュカード回数は、父親に限定すれば、私は日本記録保持者とまでいかないにしても、偏差値100は軽く越えているはずです。
2023年4月から2024年12月まで、私は名古屋市の自宅から、車で1時間ほどかかる病院まで通勤していました。もちろん、病院の近くに住むことも考えたのですが、子ども最優先の私は、子どもたちの通う名古屋のインターナショナルプレスクール(英語オンリーの幼稚園)の近くの家に住んでいたのです。通勤は1日1往復ですが、子どもの送迎は原則1日2往復ですから。
上記の通り、悪妻のいる家なので、私は私の父のように単身赴任して、土日祝だけ家に帰ってくるのでも良かったのでしょう。しかし、「仕事0家庭10」の私は子どもたちの教育のため、平日も毎日、家まで帰っていました。子どもの幼稚園お迎えの時間に間に合うように、勤務時間の変更まで病院にお願いし、許可を得ていました。
朝は渋滞が夕方よりひどく、名古屋からだと2時間くらい通勤に時間がかかります。ただでさえ、7時45分と出勤時間を早めにずらしているので、5時45分までに家を出ると、子どもたちと会うこともできません。元妻にそれほど早く起きて、私の朝食を作る意思も能力もありません。
なお、6年間の結婚生活で、私が元妻の弁当を職場に持っていったことはただの一度もありません。それどころか、土日祝の昼食は、ほぼ毎回、私が出費の外食か中食でした。家族ぐるみのピクニックなどで、元妻がお弁当を作ってくれたことでさえ、6年間で6回ほどしかありません。しかも、そのたった6回の後に「お弁当作るのが、どれほど大変だったか」と元妻は私の精神をむしばむほど訴えたことが数回もあるので、私は元妻にお弁当を作ってもらいたくなくなったほどです。
話を朝の通勤に戻します。そんな理由から、朝に名古屋の自宅から通うメリットはないので、夜のうちに病院が提供してくれた病院近くの官舎に行って(別居後から現在までは、当然ながら、そこで暮らしています。ただし、パワハラ冤罪で6月18日の辞職に追い込まれたので、1ヶ月以内に追い出されます)、夜はそこで寝るだけです。風呂は名古屋の自宅で入っていました。朝は、炊いたご飯と、私が買ってきた総菜で食事を済ませ、7時45分に間に合うように出勤していました。
セックスはどうしたのかって? 元妻は10時就寝と異常に早寝なので(医学的に早寝はよくないとの精神科医の私の助言に従わないのは言うまでもありません)、セックスすることなんて、ほとんどありませんでした。子どもたちが寝るまで、私は子どもたちに読み聞かせをするのですが、元妻はたいてい、子どもたちより早く寝ていましたから。セックス0回という月もよくありましたよ。6年間の結婚生活で、セックス月1回が一番多かったと思います。妻が嫌がっているのに、私が強引にセックスしたことは一度もありません。
それにもかかわらず、元妻は弁護士を通じて「(元妻を)性欲のはけ口にしないでください」と手紙で訴えてきました。私が生涯で最も激怒した手紙でしたね。その手紙を読んだ日は2024年2月13日です。私が元妻に手紙の不義を問い詰めたら、元妻が子どものいる前で私に暴力をふるってきて、警察沙汰になり、私の被害届が受理された日なので、忘れることができません。
僕の浮気? 上記の通り、仕事以外の時間、全て家族サービスに費やしていたので、浮気なんてする時間ありませんでしたよ。え? 法律上問題なく浮気する方法があるんですか? もう別居されて、離婚裁判までしているのですから、その情報は手遅れです。いえ、正直に白状すれば、そもそも僕がモテないので、浮気なんて、したくてもできませんでしたよ。ハハ……。
ということで、結婚後の夫側の必勝法です。
「働いたら負け! 家族サービスしたら負け!」
倫理的にどうかは知ったこっちゃありません! 法律上はそうなっているんです!
だから、仕事なんかせず、パチンコでもしていたら、法律上は負けません! 借金も原則、夫婦2人の共有になるんですから! 間違っても貯金なんか増やしてはいけませんよ!
それで家族の生活費はどうするんですかって? そんなの妻が働けばいいじゃないですか。それこそ真の男女平等じゃないですか。「男が働くべき」なんて昭和な価値観を押しつける奴はさっさと絶滅してください!
僕は上記の通り、子ども2人を1才0ヶ月から月15万円もするインターナショナルスクールに通わせたり、家族サービスに莫大なお金を注ぎ込んでいたりしたので、自分には全くと言っていいほどお金を使っていませんでしたが、幸運にも、結婚前より貯金が減っていました。もし結婚前よりお金が増えていたら、たとえ全額夫の稼ぎだとしても、妻側に半分もお金を持っていかれるんですよ。
感情的にも道徳的にも許せませんよね? でも、法律上、そうなんです。
いや、現実には、さすがにそこまでの非道は通っていないようです。それについて説明すると長くなるので、「離婚時に財産分与など普通しません」という記事に書いておきます。
次に「法律上の結婚必勝法・女編」を書きます。