未来社会の道しるべ

新しい社会を切り開く視点の提供

2025-04-01から1ヶ月間の記事一覧

政治選挙で負ける政治学者

「現在の株高がバブルであると警報を発しない経済学者は社会に不要です」で昨今の株式バブルでさえ理解していない経済学者を批判したので、この記事で民主選挙で惨敗した政治学者を批判しておきます。既に「政治学者の選挙体験記」の記事で批判しているので…

現在の株高がバブルであると警報を発しない経済学者は社会に不要です

「お金持ちの経済学者なんて歴史上一人もいない。この事実こそが経済学が机上の空論の証拠である」 よくある批判です。現実には、「(私がもらった)8400万円なんて少しですよ」と問題発言をして炎上した竹中平蔵のように、お金持ちになった経済学者はいるの…

ロシアの横暴を止めるためNATO加盟国を減少させるべきだ

2025年4月現在、トランプ大統領が就任100日までに、ウクライナ戦争の停戦調停しようと躍起になっています。普通に考えれば停戦は不可能だと思いますが、「なぜ中国は朝鮮戦争に参戦したのか」に書いたように、世界史は政治家の気まぐれで大きく変わってきた…

ドイツと日本の借金のために第二次世界大戦が起こった

日本が経済的困窮を脱却するため満州事変を始め、石油が欲しかったので太平洋戦争を始めたことは、よく知られています。歴史上のほぼ全ての戦争と同じく、日本が十分に豊かなら、アジア太平洋戦争など起きませんでした。 ただし、日本の同盟国であったドイツ…

アフリカ大戦およびルワンダとブルンジの差

第二次世界大戦後、最も死者を出した戦争を知っているでしょうか。 (虐殺も含めたら、国共内戦、スーダン内戦、ユーゴスラヴィア内戦、カンボジア内戦、ルワンダ内戦だろうか。アメリカのベトナム戦争やソ連のアフガニスタン戦争ではないだろう) そう私は…

無資格X線照射事件

(バカバカしい! こんなの誰も守っていないよ!) つい先月も、歯科衛生士からX線照射を受けた私(医師)の感想です。 医療機器メーカーの社員が無資格でX線照射した事件を朝日新聞が大きく報じています。 それのなにがいけないんですか。それで患者さんに…

アウフヘーベンと民主政治の矛盾

AとBの二つの異なる意見の対立があって、一般的にはAよりBが好ましいと判断されています。ただし、AとBをアウフヘーベンさせたA´という意見はBよりも好ましい場合がよくあります。しかし、固定観念の強い人はA´をAと同一視して、A´はBより劣るとみなすことが…

統治者と民衆

「莫高窟と日本人」に書いた通り、10年以上前のカナダ留学時に、カナダ人相手に「敦煌」(井上靖著、新潮文庫)の出だしを私は次のように語っていました。 中国の宋の時代、科挙(役人採用試験)の最後に、皇帝自らが試験官となる殿試があり、物語はそこから…

患者に与えられる治療選択肢の問題

「国境の医療者」(メータオ・クリニック支援の会編、新泉社)は、タイ領の人口12万(2008年当時)の町「メソット」でボランティアした日本人医療者のエッセイ集です。メソットはミャンマーの国境近くで、タイ人の2倍以上もミャンマー移民(ほぼカレン人)が…

新電力倒産事件

どこかの記事にも書いたように思いますが、私がお世話になった人の中で、定年後に山で生活し始めたインテリがいます。家庭菜園や太陽光発電もして、できる限り自給自足の生活をしていました。 そう聞くとエコな生活をしているように思いますが、その話を聞い…

ジャパニーズドリームを達成したムスリムが数万人もいる

バブル期、代々木公園や上野公園に大量に集まってニュースになっていました。私はその時代に小学生であり、ニュースを観たのかもしれませんが、記憶はありません。ただし、それから10年か20年後に、その時のイラン人集団の写真を見た記憶はあります。「国境…

冤罪被害者を恨み続ける被害者

(またか) 「冤罪のつくり方」(小林道雄著、講談社文庫)を読んで、そう思いました。 大分女子短大生殺人事件(みどり荘事件)では「無実の人を国家権力によって殺害した可能性がある」にも書いた「冤罪発生の4条件」が全て満たされていました。 1,警察…

なぜ池袋通り魔事件は起きたのか

前回の記事の続きです。 造田の転職人生の中で、特別なエピソードは失恋とアメリカ滞在になるでしょう。 造田は小学校から中学2年生まで同級だったA子さんに、高校生の頃から20才頃まで片思いをしていたようです。造田によると、A子さんは小学生の時に「好き…

池袋通り魔事件犯人の経歴

1999年9月8日、東京の池袋で「わしボケナスのアホ全部殺すけえのお」と怒りの文を自宅ドアに張り付けた23才の造田博が2人を殺傷し、6人を重軽傷に負わせました。裁判で死刑が確定しましたが、2025年4月現在、まだ死刑執行されておらず、造田博は生きているよ…