未来社会の道しるべ

新しい社会を切り開く視点の提供

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ホステス文化があるから日本は少子化が進んだ

ホステス文化が世界でどれほど広がっているのか、私はよく知りません。売春が世界中にあることは知っていますが、女が男の隣に座って酒をねだる店は日本以外にもあるのでしょうか。私の知る限り、カナダにはなかったか、少なくとも日本と比べるとカナダはな…

ここまで浅い日本人の人間観

前回の記事でも書きましたが、「連続殺人犯」(小野一光著、文春文庫)を読んで、日本人の浅い人間観に絶望しました。 高橋裕子という2人の夫を殺して、保険金を着服した奴がいます。福田和子同様、甘やかされて育った女です。福田和子と違って美人で家が裕…

なぜ外見から内面まで判断してしまうのか

「言葉は性格である」に書いたように、私は「性格(話し方や所作)」と「内面(自然観や社会観や人間観)」を明確に区別しています。「メラビアンの法則」にあるように、人間は外見や性格に騙されやすいのですが、とりわけ日本人はその傾向が強いです。「連…

軍事小国ロシアとコンピュータ技術

フィンランドがNATOに加盟するとのニュースに接して衝撃を受けました。あれほどロシアを怖がっていた国が、あれほどロシアを刺激しないように金も労力も使っていた国が、ロシアが心底嫌がっているNATO加盟をするとは。大げさな表現になりますが、驚天動地で…

炎上から学べること

「炎上するバカさせるバカ」(中川淳一郎著、小学館新書)は大きいものから小さいものまで100以上のネット炎上事件が紹介されています。しかし、著者は学習能力が低かったのか、次のようなくだらないネットのプチ炎上事件を起こしたと白状しています。 ダイ…

こんな高齢者の戯言を聞いていたら日本は終わりです

朝日新聞に上のようなひどい記事が載りました。私が特に腹立たしかったのは、「金払うから、代行してよ」と言うほどの金持ちでありながら、「弱者」を自称するところです。世界史上に存在しないほどの高齢者天国の日本にいながら、いけしゃあしゃあと弱者な…

福田和子はなぜ15年間も逃亡できたのか

「日本人である前に人間である」に書いた法則、「取材相手に気を遣うあまり、いつの間にか取材相手に取り込まれてしまう」法則が「福田和子事件」(大下英冶著、新風舎文庫)にもあてはまってしまいます。「相手の気持ちを最優先する日本と道徳を最優先する…

楠木正成忠君神話の矛盾を気にしない日本人

もう20年くらい前、皇居前広場を散歩していると、立派な武士の銅像が目に入りました。誰かと思って見てみたら、楠木正成だったので、なんとも言えない違和感に襲われました。現天皇は北朝の子孫なのに、南朝に味方した楠木正成が、現在の皇居前広場に唯一の…