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新型コロナウイルスで亡くなった日本の小児はゼロである

タイトルに書いた通り、2020年12月21日までの段階で、新型コロナウイルスで亡くなった20才未満の日本人は一人もいません。こんな重要な情報ですら、マスコミは報道していないので、「コロナ対策のため、今は(この子どもの遊び場)使えないんですよ」と言う人に私が「日本で新型コロナで亡くなった子どもは何人か知っているんですか?」と聞いても、誰も答えられないのでしょう。

私は現在赤ちゃんを育てていて、子どもこそ私の生き甲斐なのですが、新型コロナのせいで、子育てに悪影響を受けています。

 

1、保育園や幼稚園が休校になった

特に今年の4月から5月はほぼ全て休校になっていました。これで予定が狂った日本中の父母の一人が私です。このため「今年の休校期間はどれくらいだったか」が私の幼稚園選択で重要な点になってしまいました。再度、新型コロナ感染が蔓延した時、休校されたら、本当に困りますから。

 

2、キッズスペースが立ち入り禁止になった

今、子育てしていない方は全く気にならないでしょうが、デパートのキッズスペースのほぼ全てが使用禁止になりました。特に無料のキッズスペースは、現在も使用禁止のところが多いです。まだ外の公園で遊ぶには早すぎる赤ちゃんにとって、マットで囲われたキッズスペースは最適の遊び場だったのに、そこが閉鎖されてしまいました。

 

3、みながマスクをしているので、赤ちゃんが相手の発語時の口の形を見えなくなった

相手の発語時の口の形をまねて、赤ちゃんが話し方を覚えていく仮説を知っている私としては、みながマスクをしている状況は恐怖です。マスクのせいで、世界中の赤ちゃんの発語が遅くなっているのではないでしょうか。誰か調べてほしいです。

 

4、子ども関連施設が休止になった

1と関連しますが、保育園や幼稚園以上に休止期間が長かったです。不要不急と判断されているのでしょうか。

これも子育てしていない人にとっては知らないことでしょうが、どこの地域にも、子育て中の親子が集まれる支援拠点があったります。土日は閉まっていることが多いので、平日に働いている私はあまり参加したことがないのですが、私の家の近所の子育て支援拠点は、たまに土日にイベントを開いていることがあったので、そこには参加したりしていました。しかし、土日のイベントは現在に至るまで再開されていません。今年の4月から数ヶ月間、子育て支援拠点そのものがしばらく閉鎖され、再開しても、人数制限されていたり、予約が必要になったりして、不便で仕方ありません。

 

この他にも書いていけば、キリがありません。おそらく、日本中の人、それこそ引きこもり以外の人は全員、大なり小なりコロナ自粛で悪影響を受けていたし、今現在、受けているはずです。

小中高大学校では、対面授業が少なくなって、学力差が大きくなっている問題も出てきています。日本中の何百万人の子どもたちの学力を下げて、ネット以外の遊び場を奪って、ありとあらゆるイベントを中止してまで、日本人の子どもの命を全く奪っていない新型コロナ感染を恐れる理由は、なんなのでしょうか。

前回の記事と同じく自殺者数と比べますが、毎年自殺で亡くなる20才未満の日本人は数百人います。その何百人の若い命を救うため日本人全員が一丸となって「子ども集団生活施設」などを実現させることはなかったのに、なぜ新型コロナの被害を食い止めるために日本中の学校を休校にしたり、対面授業や実習時間を減らしたり、移動を制限したりするのでしょうか。