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恋愛における女性優位の証拠

お見合いパーティーというものを知っているでしょうか。その名の通り、未婚の男女が複数集まって、結婚相手を探すパーティーです。大抵、男性の参加料金は女性より高くなります。女性は無料のところも少なくありませんが、男性は安くても3000円はします。こんなところにも男女差別はありますが、ここでそれは無視します。

そのお見合いパーティーの職員がこんなことを言っていました。

「たとえば、気になる異性に〇をつけてください、という設定なら、男は自分を選んでくれたら喜んで受け入れるつもりなので、全てに〇をつける。しかし、女は100人男がいても、せいぜい3人の男しか〇をつけない。下手をすれば、一人の男にも〇をつけない」

複数のお見合いパーティーで同様の発言を聞いたので、これは間違いないと思います。社会学者は、ぜひ上のような社会実験をして、その統計結果を学術論文に発表してください。

私はお見合いパーティーに10万円以上費やしました。そんな大金を費やして、このような現実を嫌というほど知りました。「恋愛での女性優位」など世間の常識だったのでしょうが、バカな私は男女平等だと錯覚していました。

そんな経験から学んだことですが、極論すれば、女性はどんな男性ともつきあえます。それこそ、一般の男性並みの熱心さで迫れば、ほとんどの男性は落ちます。しかし、女性はそうしません。「絶対に結婚したい」と言っている人でも、断られるのを恐れているのか、女性からは告白しません。そのくせに、女性は男性を平気で断ります。ひどい女性になると、何度も男性の愛情を無下に断っていて、「誘われてばっかりで、うっとうしい」と言ったりします。

なぜ若い女はそこまで傲慢なのでしょうか。それは放っていても、男の方から求愛してくれるからです。その中で、気に入った男を選べばいいだけです。気に入らなければ、歯牙にもかけない態度をとっても構いません。むしろ、はっきり意思表示した方が相手に勘違いさせなくて、どちらにとっても幸せと女は思っているかもしれません。「自分が相手の側だったらどう思うか」などと想像する必要もありません。男がふられたショックで自殺したって、女が責任を問われることもないのですから。一方、どんなに純粋に愛していようと、ふられた男が女を追いかけまわすのは犯罪なので、警察を呼んでも大丈夫です。

このように「恋愛の女性優位」が厳然として存在しているので、あらゆる学者が「なぜ男性が結婚しなくなったのか」ではなく、「なぜ女性が結婚しなくなったのか」と考えるのは妥当なのです。

このように書くと「恋愛と結婚は違う。結婚は男性優位だ」との反論も出てくるので、次の記事にその反論が間違いである証拠を示します。

 

※「女が貧乏な男と結婚していれば少子化など解決する」にも書きましたが、この記事は「男性が女性を基本的に警戒しないが、女性は男性を基本的に警戒することの証明にしかならない」ので、より適切な「恋愛の女性優位の証拠」を「イジメた者はイジメの経験をすぐ忘れるように振った者は振った経験をすぐ忘れる」に書きました。