未来社会の道しるべ

新しい社会を切り開く視点の提供

学習指導員

「全国共通習熟度順テスト」と「ネット教育を一般化すべきである」の続きです。これら二つの制度を導入すれば、教員人件費は大幅に削減されるはずです。その浮いた費用で、学習指導員の導入を提案します。 学習指導員は国家資格の教育職ですが、授業は行いま…

ネット教育を一般化すべきである

日本の最難関学力試験である司法試験の合格者のほとんどは、現在、ネット講座で法律を学んでいることを知っているでしょうか。同様に、医師国家試験の合格者のほとんどは、ネット講座で学力を養っています。もちろん、ほぼ全ての合格者は大学で法律や医療を…

全国共通習熟度順テスト

全国共通で学習指導要領は定められているのに、テストは学校ごと学級ごとに異なります。テスト作成に費やされる先生の労働時間は、日本全体で一体どれくらいになるのでしょうか。日本に教員は100万人以上いるので、一人平均年間5時間としても、500万時間(1…

愛する家族を亡くす人よりも大嫌いな家族を持つ人の方がかわいそうだ

「遺族がかわいそうだ」 私はこの考えをする者を憎みます。マスメディアで聞いただけで虫唾が走ります。二度と聞きたくありませんが、家族制度が異常に重視されるこの国では、人生であと何度聞かなければいけないのでしょうか。 私は亡くなってほしい家族な…

感動ポルノ

骨肉腫で右足を切断したカナダ人青年のテリー・フォックスの話です。骨肉腫はがんの一種で、現在なら広範切除と化学療法で5年生存率が70%以上になりましたが、当時は切除しても肺転移などで亡くなる確率の方が高かった病気です。 テリー・フォックスはがん研…

優秀な労働者を韓国や台湾にとられる日本

今回の一連の記事で「日本人がしたがらない仕事を外国人に低賃金労働させるなんて非人道的だ」なんて説教をするつもりはありません。むしろ「日本の人手不足産業を外国人労働者にしてもらった方が、日本全体の利益になるので好ましい」という見解で書いてい…

外国人介護士・看護師を受け入れると日本の納税者も搾取されるシステム

「長寿大国の虚構」(出井康博著、新潮社)にある通り、外国人介護士の受け入れに積極的だった日本の介護施設経営者は決して少なくありませんでした。「ルポニッポン絶望工場」(出井康博著、講談社+α文庫)にある通り、経済産業省や外務省も外国人介護士受…

外国人実習生からピンハネする官僚たち

「外国人実習生が職場から失踪するのは、受け入れ先企業でひどい目にあっているからだ」 マスコミでよく使われる表現で、事実ではありますが、表面的な見方です。こういった見解でしか日本の移民問題を捉えていないとしたら、浅はかと批判されても仕方ないこ…

出稼ぎ目的の外国人が日本で実習生と留学生になる理由

「ルポニッポン絶望工場」(出井康博著、講談社+α文庫)には、全ての日本人が知るべき日本での移民の実態の一端が書かれていました。誰もが知っている通り、今後、日本の少子化は深刻化していきます。同時に移民賛成派と反対派で日本の世論も分かれるはずで…

パワハラするくらいなら金を払ってクビにすべきである

「さっさと僕をクビにしてくださいよ」 私がブラック企業で働いているとき、理解のある上司に何度も言った言葉です。「会社都合退職なら自己都合退職より失業給付の条件がいいから」といった知識が当時の私にあったからではなく、「怒鳴らないといけないほど…

無視はイジメではない

無視することをパワハラと言う人はいないでしょう。以前の記事にも書いたように、パワハラは大人のイジメだと私は考えています。そう考えれば、無視がパワハラにならないよう、無視がイジメにはならないはずです。無視までイジメになってしまえば、それこそ…

医療革命

いずれ必ず導入されるAI医療では、「医者の消滅」「医者決定医療から自己決定医療へ」「無駄な医療の削減」が三大改革になるでしょう。「医者の消滅」「医者決定医療から自己決定医療へ」は前回までの記事に書いたので、ここでは「無駄な医療の削減」につい…

医療の本質

50年後の日本人からすると、人間が医療診断している現在を信じられないでしょう。命に係わることを、間違うこともある人間の判断に任せていたなんて、ありえないと考えるはずです。 その未来の人に言い訳をすると、2018年現在でも、同じ感想を持っている人は…

日本は世界で最初に医者のいない国を目指すべきである

結局、僕は東大に入らず、アメリカ西海岸の大学の医療工学部に進学することにした。最高のコンピュータ教育を受けさせてくれた父の期待を裏切ることになるが、僕は日本の大学に入る選択はどうしてもできなかった。 僕の祖父は東大卒の心臓手術師であった。い…

個人主義というより世界人間主義

「日本は集団の和を大切にするのに対して、西洋は個人主義である」ということはよく言われます。私も同様のことをブログに書いたように思います。この個人主義という言葉は自己中心のような語感があり、誤解を生みやすいと私は考えます。 教養のある西洋人と…

日本はカルト国家である

あえて断定表現を使いますが、日本はカルト国家です。なぜなら、次の四つの全ての要素が満たされているからです。 ①組織から簡単に抜けられない 法律的、経済的、言語的理由から、日本人は簡単に外国人になれません。実際、私はカナダ人に今すぐにでもなりた…

セクハラ問題を解決するために

「部長、その恋愛はセクハラです!」(牟田和恵著、集英社新書)にあるように、セクハラと訴えたせいで、関係者全員が不幸になる例は多いようです。牟田は「大ごとにされたくなかったら、セクハラの批判があれば素直に謝罪しましょう」「会社の処分に納得で…

性の話題は政治や宗教と同じく注意すべきである

「性の問題は敏感である 」と同じ主張を繰り返させてもらいます。日本人は政治や宗教の話を全くしないわりに、性の話題には気軽に踏み込むように思います。性は人間の根幹に関わる問題です。わずかな違いが、大きな対立に発展することも珍しくありません。「…

女性がどんなにセクシーな服を着ていてもジロジロ見るとセクハラなのか

そんなわけありません。常識で考えてもそうですが、日本はもちろん、世界中の判例でもそうです。現実に世界中の判例を調べていませんが、断定します。そうでないなら、その国の判例は修正されるべきだからです。 こちらのブログで何度も書いているように、人…

誠実な職場恋愛ならセクハラなど気にしなくていい

たとえ上司と部下の関係であっても、誠実な職場恋愛ならセクハラなど気にしなくて構いません。しかし、現実には、本人は誠実な職場恋愛のつもりであっても、セクハラとなった例はあるようです。ただし、私の価値観からいって、これはセクハラと訴えられても…

間違った恋愛観でもジェンダー学者になれる実例

「部長、その恋愛はセクハラです!」(牟田和恵著、集英社新書)では、「女性ははっきりとノーと言わないのは洋の東西を問わない。だから、女性がノーと言っていないからといって、嫌でないと考えるのは男性の勘違いと判定されても仕方ない」と書いています…

結婚のない社会の弊害

「恋愛相手がたまたま既婚者だっただけだ。その恋愛感情を社会的事情で抑制するのは不自然だ。それに、当事者同士ならまだしも、赤の他人が不倫を批判すべきでない」 不倫を容認する人がよく用いる理屈です。確かに、不倫に限らず全ての恋愛は、当事者にとっ…

こんな本があるからセクハラの誤解が蔓延する

前回の記事にも書きましたが、「部長、その恋愛はセクハラです!」(牟田和恵著、集英社新書)はセクハラの誤解を生みやすい本です。牟田はよりにもよって大阪大学教授のようです。こんな浅い人間観、社会観の人の給料が国費から支払われているのは残念でな…

セクハラによって浮気男が罰せられるようになった

「セクハラなんてものがあるから、職場恋愛が難しくなるんじゃないの? だから、未婚率が上がって、少子化が進むんだよな」 これは、私がある職場研修で本当に聞いた言葉です。私の前に座っていた女性が面白そうに笑っていたのも覚えています。私もつい最近…

セクハラはモテない男を罰するものではない

つい最近まで、私は次のような勘違いをしていました。 「セクハラは女性の主観によって決まる。全く同じ行為をしても、モテる男がするとOKで、モテない男がするとダメになる。だから、セクハラ禁止法は強者を保護して、弱者を取り締まる悪法である」 この考…

養子移民政策

21世紀日本の最大の問題ともいえる少子化の対策として、次の政策を提案します。 「未婚者および少子の既婚者夫婦が一定の年齢になると、外国で産まれた0~3才の子どもを養子として受け入れる義務が生じる」 たとえば、30才までに未婚であると、男女とも強制…

21世紀の人口論

「日本の少子化を移民で解決しても世界規模での少子化は止められない」の記事で、私は「世界からの移民で日本だけの人口減少を解決するのは視野が狭い。その手法では、いずれ世界規模で発生する人口減少の解決策にはならない」と書いています。それだけを読…

「東電が悪い」だけではいけない

「福島第一原発事故7つの謎」(NHKスペシャル『メルトダウン』取材班著、講談社現代新書)には、こう書かれています。「(最初にメルトダウンを起こした)1号機こそ、事故の進展を決める重要なポイントだった。その鍵を握っていたのが、1号機のIC(非常用冷…

福島原発事故は日本人全員の失敗である

福島原発事故では、私を含む多くの日本人が東京電力に怒り、呆れたことでしょう。しかし、私は事故が起きるまで、東電があそこまで腐敗して、あそこまで大局的な視野のない社員たちばかりとは全く知りませんでした。そもそも東電社員がどんな人たちか関心す…

東京電力撤退事件

2011年3月14日から15日、福島第一原発の2号機が格納容器の圧力破壊という最低最悪の事態に陥る可能性がありました。東電社長の清水が官邸首脳部に福島第一原発からの現場職員撤退を進言して、菅直人首相以外の政治家たちはそれを容認しようか迷っていたこと…